2018年12月24日(月)

「彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです」マタイ1:20


ヨセフは事態を知った時に、どんなにショックで、悩み苦しんだ事
だろう。マリヤに裏切られた事になってしまう。当時は婚約者以外
の子供をみごもるなど、姦淫罪で石打ちの刑であった。ヨセフは苦
しみ抜いた末、マリヤを内密に去らせようと決意した。「ヨセフは
正しい人であって」とあり、その行動は信仰から来ていた。

ヨセフは真の事情を知らなかったのであり、心は動揺し、乱れた事
だろう。思い煩い、怒り、絶望、様々な思いの葛藤があったろう。
しかしヨセフはどこまでも信仰によって歩み、神を信じ、善をもっ
てマリヤに対応した。自分を捨て、神の御前に正しい事をしようと
した。その結果、彼女をさらし者にしないよう、内密に去らせる事
に。

ヨセフは、この事は、一体どうなっているのか、何が起きているの
か、混乱の中で、悶々と思いを巡らしていた。その時に、主の使い
が夢に現われ、真実を告げ、ヨセフを導き励ました。マリヤを妻と
して迎えるように、胎の子は聖霊によること、救い主でありイエス
と名づけることを告げた。ヨセフは「命じられたとおりにして」マ
リヤを妻として迎え、生まれた赤子をイエスと名づけた。

ヨセフから学べる。深い悩みや問題のある時、主は御言葉をもって
導かれる事、そして「命じられた通りに」従う時、主の大きなみわ
ざを見ること。今、理解できない問題に直面しているなら、よく御
言葉に耳を傾け、その通りに従おう。主は手を取って導いて下さる。
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どのような驚き、混乱の中でも神様は私たちを強くしてくださる。
信頼し、見るべきお方を仰いでいこう。必ず豊かな祝福へと導かれ
る。この主を今一度、心の王座にお迎えしよう。