2019年05月24日(金) 「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
モーセは80歳の時に、神により、エジプトからイスラエルの民を救 い出すリーダーとして召された。しかしモーセは80歳の自分、年老 いた一介の羊飼いに何ができようか。以前、40歳の時に事を起こし て、失敗した経験があり、今さらこの老人の自分にできる事など何 もないと思っていた。「彼らは私を信じず、私の声に耳を傾けな い」と。 そんなモーセに、主は数々のみわざを見せて、この働きは、神の力 によるものである事を示し、説得されて行った。しかしモーセは尚 も、「私はことばの人ではありません。私は口が重く、舌が重い」 と、うまく話す事などできないと言い訳した。自分がいかに無力で あるかを言い続けた。すると主は「だれが人に口をつけたのか・・ それはこのわたし、主ではないか」と。 「わたしがあなたの口とともにあって、言うべきことを教えよう」 と。あなたの口が重くとも、そのままで良い。問題無い。わたしが 教えると。わたしは、弱いあなたをそのまま用いる事ができると。 用いるお方は、全能の主である。この働きは、わたしの働きだと、 主は言われる。召し出されたからには、必要な力、知恵、導きを与 えて下さる。 大事な事は、何もかもご存じの上で、主が、主のご意志で、モーセ を選ばれたということだ。「わたしはあなたとともにいる」と。も しあなたも今、新しい導きを受けているなら、すべての必要と力は 主から来る。信仰もって従い、一歩を踏み出そう。 -------------- 無力な自分を見ていると、いつまでも主に従えないが主が導かれて いるのはこのままの自分だと真実な主を信じていこう。日常の小さ な導きにも従う選択をしたい。