2019年11月23日(土) 「道々、お話になっている間も、聖書を説明してくださった間も、 私たちの心はうちに燃えていたではないか」ルカ24:22
「道々、お話になっている間も、聖書を説明してくださった間も、 私たちの心はうちに燃えていたではないか」ルカ24:22
主が十字架にかかり、墓に葬られ、よみがえられた。二人の弟子は、 墓に行った女たちが御使いから、主のよみがえりを告げられたと聞 いた。しかし二人の弟子は信じられず、エルサレムを後にし郷里に 引き揚げる。弟子達は、主がローマ帝国をくつがえし、地上に王国 を建てる事を信じていた。思い描いていた事が打ち砕かれ、十字架 での無残な最期が余りにもリアルで、よみがえりなど荒唐無稽な事 を信じる事が出来ない。 挫折感と失望、絶望の思いで、なすすべなく郷里へ向かっていた。 突然、そんな彼らのかたわらを歩く人物が現れた。その人は彼らに 語りかけ、そして彼らの話を聞かれた。それから御言葉を語り、解 き明かして行かれた。彼らがその言葉に耳を傾けて行く内に、不思 議に心が変えられて行った。失望に沈んだ心が、赤々と燃えて来た のだ。真っ暗な心に光が来て、燃やされて行った。 別れ道に来た時、無理やりに宿泊を願い、家に招いた。その人物が パンを裂いて、渡された時に彼らの目が開かれた。よみがえりの主 である事がわかった。「彼らの目が開かれた」時に、そう言えば道 中、心が内に燃えていた事に思いが至った。すべては主が目を開い て下さる事による。 あれほど信じる事のできなかった彼らが、主のよみがえりを信じた。 彼らも不信仰と絶望の渕からよみがえらされた。今、心が沈んでい るだろうか。この弟子はあなただろうか。主は、今、かたわらにお られる。意識して、その主の語りかけに耳を傾けよう。 ・・・・・・・・・・・ 信仰ダウンしている弟子たちに、主の方から近づき、寄り添われた。 心の内を吐露させられ、主は御言葉を語られた。御言葉に真剣に耳 を傾けていると、信仰がよみがえって来た。絶望の心に信仰と希望 の光が赤々と燃えた。主は御声をかけて下さっている。耳を傾けよ う。