2019年12月24日(火)
「あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:38
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マリヤはごく平凡な女性だった。15,6歳かと言われている。ヨセフ
と婚約中で幸せの中にいた。ヨセフもマリヤも主の民であり、メシ
ヤが来ることを信じていた。しかし突如、御使いが現われ、「みご
もって、男の子を産みます」と言われ、余りにも突然の事に「ど
うしてそんなことに・・」にと、マリヤは、なぜ自分が、と大き
な戸惑いに襲われる。が、それは疑いの類ではなかった。
結婚もしていないのに、なぜという問いであった。御使いは一つ一
つと答えて行く。これはマリヤの側が選んだ事ではないし、願った
事でもない。主が一方的に、ご計画によって、マリヤを選ばれたの
だ。私たちも時に、自分の思いや願いとは全く違う方向へと、向か
わせられる事がある。自分の思いとは大きくかけ離れている。
進路がそうなのかも知れない。又、それは仕事、学業だったり、境
遇だったりする。マリヤはど
うしたのか。それは想像を超えた、とてつもなく大きなものを背負
う事になる。婚約中に妊娠したとなれば、周囲からどんな批判の冷
ややかな目で見られるだろう。それより姦淫罪に問われ、死刑だ。
最愛のヨセフをどんなに傷つけることか。聖霊により妊ったなどと
誰が信じられるだろう。弁解も言い訳も出来ない状況をマリヤは受
け入れ、覚悟を決め、決意し、主に身を差し出した。
結婚も、将来の幸せも、夢も、命をも明け渡した。何もかもがわか
るわけでは無かったが、不可能は一つもない主を信じた。マリヤの
信仰だった。そしてその身を委ねきったマリヤを用いて、主は偉大
なみわざをされた。自分の思いとは違っても、主にはご計画があり、
従って行こう。必ず豊かな祝福へと導かれる。
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今までの常識や経験を超えたことが主によって成されていく。そし
て主を賛美する。そんな経験をひとつひとつ増やしていきたい。ど
うしてそんなことが・・とのつぶやきを信仰に変えていこう。
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