2020年01月24日(金)

「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」Tヨハネ1:9



ある人の証しだ。ずっと人に頼るまいと、自分の力で生きようと頑
張って来た。人に弱みを見せまいと肩ひじ張って、突っ張って来た。
重い、しんどい歩みだった。失敗した時は、環境のせい、人のせい
にして、言い訳し、自分の非も弱さも認めず、自分を正当化して来
た。そうでないと、自分が崩れてしまいそうだった。

自分しか信じられるものが無く、他人など到底信じられなかった。
そんな自分だったが、対人関係で悩み苦しんだ時に、誘われるまま
教会に行った。しかし自我は強く、自分が罪人だなど認められない。
又、神に頼るなどと、弱い者のする事だとの思いで受け入れられな
い。自分の力で生きなくてどうする。反発心も湧いた。

そんな中も、教会の皆は親切で、状況が苦しくもあり通い続けてい
た。事態は更に厳しくなり、どうにもならず行き詰まってしまった。
その時に「神が本当におられるなら、わかりたいです」との心の叫
びとなった。だが、その日から何かが変わった。罪人でないと思っ
ていたが、表向きは良い顔をし、心では人を見下し、さばき、憎み、
妬んでいる自分。

又、人のためにと言いつつ、実は良い人だと見られたい、動機は虚
栄心。そんな自分の「罪」を示された。罪を認め、導かれるまま悔
い改めた時に、心に安堵が来て、今まで経験した事の無い平安を味
わった。孤独で寂しく突っ張った心に、喜びがこみ上げた。
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ひとつひとつ示された罪を認め、赦しを受け取ると自分で自分を守
らなくても良いと思えてくる。なんと感謝な平安だろう。愛する御
神が過去の全ての罪を赦し、日々に守り導いてくださる。