2020年05月24日(日) 「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨル ダン川に七たび身を浸した。すると彼のからだは元どおりになっ て」U列王5:17
「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨル ダン川に七たび身を浸した。すると彼のからだは元どおりになっ て」U列王5:17
将軍ナアマンは、らい病を患っていた。イスラエルの捕虜の娘が、 らい病を癒す事のできる預言者がいると伝えた。そこでナアマンは、 癒しを求めてエリシャを訪れた。だが、エリシャは会いにも出て来 ず、使いの者に伝言を託した。その扱いに、将軍ナアマンはプライ ドをひどく傷つけられた。 そして、それは手を置いての厳かな儀式ではなく、ヨルダン川で七 回身を洗えと。とても受け入れられるものでなく、怒りに燃えた。 神は、このナアマンの高いプライドをご存じで、エリシャを通して 砕こうとされた。自分は主君から非常に重んじられる将軍であり、 名誉も地位も財もあり、部下からの尊敬も受けている。 エリシャからの扱いにズタズタに傷つき、怒り、帰ろうとする。し かし、しもべの進言により、思いとどまった。プライドを捨て、エ リシャの言う通りに、ヨルダン川に7回身を浸した。すると、何と らい病がきれいに癒された。奇跡が起きて、身体は元通りになった。 人のプライドは、神の恵みと決して相容れない。神はナアマンに、 真の救いを与えるために、そのところをあえて通された。彼のプラ イドが取り扱われる必要があった。難しい事をせよと言われたなら、 まだしもプライドが保てた。しかし余りにも簡単で、人の目にさら される奇異な状況に、とても耐えられない。しかしナアマンは従っ た。 あなたも今、問題はプライドだろうか。又、自分の思いが強くて、 御心が受け入れられないだろうか。それを捨てて従う時、大きな祝 福が待ち構えている。今、主が取り扱っておられるだろうか。 自分のありのままを主に告げて、祈ろう。主は必ず導いて下さる。 ・・・・・・・・・・ 信仰人生で、様々主の取り扱いがある。起こる出来事を通してプラ イドに気づかせられる。自分に死ぬことが、御心であることがわか るが、自分では出来ない。そのため祈りが備えられている。祈って 行く時、御霊により恵みによって、明け渡して行けるようにされる。