2002年11月23日(土)

「ヨハネの弟子たちがやって来て、死体を引き取って葬った。そして、イエスのところへ行って報告した」(マタイ14:12)

こんな聖歌がある。「告げよ主に、告げよ今、内
にある悩みを、み恵みに富める主は、聞き給わん
親しく、主のもとに下ろせ、なが重き荷のすべてを、
み恵みに富める主は、取り給わん、残らず」
バプテスマのヨハネが首を切られ、殺された後、
ヨハネの弟子達は死体を引きとって葬った。
どんなに悲しみにくれたことだろう。しかし、彼ら
には、なすすべが何も無かった。何一つできなか
った。しかし、彼らに出来る唯一のことがあった。
それは「イエスのところへ行って報告した」ことだ。
弟子達にできるただ一つの事だったが、最高の
ことだった。私達も何一つできない時、イエスに
告げることができる。これほどの特権があるだろう
か。死別や離別、悲しみ、辛さの中にある時、
イエスに告げよ。イエスに語れ。主はその心を
受け止め、理解し、癒しの手を延べて下さる。
心の思いをイエスに告げよ。