2021年12月24日(金)

「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのは よくありません」使徒6:2


聖霊が力強く働き、どんどん人々が救われた、初代教会の中で、問
題にぶち当たった。ギリシャ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を
使うユダヤ人たちに対し、やもめ達が毎日の配給で、なおざりにさ
れているとの訴えが来た。そこで使徒達は、弟子たち皆を集め、こ
の問題の解決に当たった。

そして御言葉の奉仕が最優先である事を伝えた。神の言葉を教える
事を後回しにして、様々対応に当たるのは時間と労力が取られる。
神の言葉の奉仕を第一にしたいと。その結果、御霊と知恵とに満ち
た、評判の良い7人を選び、この奉仕に当たらせる事に。そしてペ
テロ達は御言葉の奉仕を優先できるようにした。

この解決は全員の承諾を得、一致の中で行なえた。皆に平安があっ
た。問題に良い解決が与えられた結果、「こうして神の言葉は、ま
すます広まり」「弟子の数が非常に増え、多くの祭司たちが次々信
仰に入った」。問題解決だけでなく、更に素晴らしい結実を見た。

ある人は夏休みに高給のバイトに飛びついた。しかし早出と残業の
毎日で、心身消耗しきり、全くデボーションも持てなかった。平安
失せて、油切れの状態で、クタクタで倒れそうだ。主が後回しにな
っている事に気づき、やめる事にした。

祈らずに始めてしまった結果だったが、まず主との交わりの大切さ
を学んだ。私たちにも、主との交わりが後回しになっていないだろ
うか。今一度、祈りの祭壇を立て直そう。
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主と交わり主と共に歩む幸いは、外からはわからない満ち足りた平
安と喜びが、内にある。祈りの祭壇は徐々に崩れていく。忙しくな
る前に祈り、主から慰めも力も受けて出ていこう。