2022年10月24日(月) 「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに 加えて、これらのものはすべて与えられます」マタイ6:33
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに 加えて、これらのものはすべて与えられます」マタイ6:33
「神の国とその義」と「これらのもの」が出て来るが、主は、信仰 生活における優先順位を定めておられる。「神の国とその義」が第 一で、「これらのもの」が第二だ。「これらのもの」=「何を食べ るか、何を飲むか、何を着るか」という具体的な生活の必要のこと だ。神を第一にする時に、生活の必要は与えられると。 しかし、よくこれを逆にしてしまう。主を後回しにして、目に見え るものに追われ、疲れ果ててしまう。ある婦人、ある時、出費がか さみ、給料日直前に赤ん坊のミルク代が無くなってしまった。夫 が、友人に少し借りて来ると言った。給料ですぐに返せる。しかし 彼女は、「神第一」に従って、人に借りるのでなく、主に祈りたか った。 心の中で祈っていると、夫が、その前に、寝込んでいる父親を見て 来ると出た。父親は、すぐ近くで一人暮らしだった。夫が出たの で、その間、主に切に祈っていた。主が、必要を与えて下さいと。 しばらくすると人の気配がし、振り返ると、夫が立っていた。粉ミ ルク缶持って。 非常に驚いて聞くと、父親をのぞきに行くと、知り合いが来てい て、見舞金にと手渡された。それでとりあえず買って来たと。祈り に答えられた事が嬉しく、主が与えて下さった事に喜びと感謝が溢 れた。まず、「わたしを呼べ」と言われる主を見上げ、主に求めよ う。 主を第一にして行く時、「それに加えて」なので、主と、必要物の どちらも与えられる。それを逆にすると、どちらも失ってしまう。 いつも軌道修正されつつ、歩んで行こう。 ------------ 生活の諸々を整えてから、自分の気持ちが落ち着いてからと、いつ も自分の自分の思いを超えられない者だ。だからこそ、まず主を第 一にすることを覚え、主の最善を受け取りたい。