2022年11月23日(水)

「神である主はこう仰せられる。『そのことは起こらないし、あり えない』」イザヤ7:7



ユダのアハズ王の時、アッシリヤの脅威があり、アラムと北王国イ
スラエルはアハズ王が同盟を拒んだため、ユダに攻撃をしかけよう
とした。この時、アハズ王とユダの民は「王の心も民の心も、林の
木々が風で揺らぐように動揺した」。この攻撃に、恐れおののい
た。

しかし、イザヤは主から言葉を受け、「恐れるな、静かに主に頼る
ように、それは起こらない、落ち着いているように」と語った。こ
れら二つアラムと北王国は燃える燃えかすだと。だが、アハズ王は
主を仰ぎ、主に信頼するのではなく、何と、アッシリヤの援助を求
めに走る。するとアラムも北王国もアッシリヤによって滅ぼされる
事になるのだが、ユダも滅亡への道をたどる事になる。

私達の日々の歩みはどうだろう。木々が揺らぐように動揺するよう
な、突如の事態が起きた時、どうだろう。アハズ王のようにパニッ
クになり、主は飛んでしまって、自分の力、肉の知恵と方策に頼
り、方向違いに走るだろうか。今、目の前に心が動揺するような事
態があるだろうか。神の言葉はこうだ。「気をつけて、静かにして
いなさい。恐れてはなりません。この事態に心を弱らせてはなりま
せん」恐れないで、神を信ぜよと。

まず慌てないで、自分で何とかしようと動き回らないで、静かにせ
よと。とにかく自分の思いで、どうこうしないで、落ち着こう。主
は導きの主だ。祈りの中で、主が進むべき道を、御心を必ず教えて
下さる。その主が示された道に進もう。
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動揺しているからこそ、まず主に祈り、目前の環境から主へと目を
向ける時を守ろう。直感や受けている印象で動いてしまうことから
守られる。力強き主に頼ろう。