2022年12月24日(土)

「こわがることはないマリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。 ご覧なさい。あなたがはみごもって、男の子を産みます・・」ルカ1: 30


マリヤは、ある日突然、御使いから一方的に「みごもって、男の子
を産む」と言われた。自分の人生に何の前ぶれもなく、突如介入し
て来られ、どんなに驚き、戸惑い、不安だったろう。マリヤは、ヨ
セフと婚約していて幸せな時であり、準備をしつつ結婚生活を思い
描いていただろう。だが一方、マリヤはメシヤ到来をも信じていた。

しかし余りも唐突な出来事で、そして結婚前にみごもるなら石打ち
の刑だ。お言葉通りこの身になるなら、死を意味する。それこそ命
がけだ。これはマリヤが望んだ事でも、選んだ事でもない。神が一
方的にマリヤを選ばれたのだ。ヨセフをどんなに傷つけ、恥をかか
せる事か。聖霊によってみごもるなどと信じられるわけがない。

この結婚は壊れるだろう。多くの恐れと不安があったろう。しかし
その中でマリヤは、自分自身と自分の人生を、主に差し出した。
「おことばどおりこの身になりますように」と何もかもを明け渡し
た。「自分の思い通りになりますように」ではなく、まさに命がけ
で御心が成りますようにだ。このマリヤの信仰と従順により、救い
主の誕生が実現した。

私たちはどうだろう。マリヤとは比べる事も出来ないが、しかし目
の前に戸惑い不安な事態があるだろうか。主がマリヤを選ばれたよ
うに、あなたを素晴らしいご計画のために選んでおられる。従える
ように。明け渡せるように、まず祈ろう。あなたにより、あなたを
用い、主のご計画を成そうとしておられる。御使いがマリヤに言っ
たように、大きな恵みとされて行く。

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私たちも、形は全く違うが、自分の望んだ事でも、選んだ事でもな
い事態に出くわす事を経験する。避けたいし、逃げたいと思う。し
かし主の御心は、受け入れて、従って行く事だと教えられる。受け
止める事がまず難しいので、主に助けを求めて祈ろう。