2023年03月24日(金)

「・・盟約を結んで後三日たったとき、人々は、彼らが近くの者たち で、自分たちの中に住んでいるということを聞いた」ヨシュア9:16



祈らずに、自分の思いで事を始め、失敗した経験があるだろうか。
ある人は高額バイトに飛びついた。確かに高額だが、早朝出勤に遅
い帰宅、時間がとられてしまう。仕事以外何もできない毎日に、気
持ちに余裕なく、心身疲れ果ててしまった。デボーションも持て
ず、心虚しく、結局、辞めてしまった。祈らずにした事に気づかさ
れた。

別の人は、やはり高額につられ、始めた仕事だが、作業はきつく、
身体を壊しそうで、早々に辞めた。やはり祈らないで始めたと。あ
る人も、自信ある企画が失敗した。これは絶対に成功間違い無いと
始めた企画だったが、無残に失敗に終わった。祈りが無かった事に
気づかされた。ある時、ギブオンの住民達は、自分たちが滅ぼされ
るのを恐れて、ヨシュアをだまし、盟約を結ぼうとした。

古びた着物に古いはきもの、パンは乾いてボロボロ、遠くから来た
ように巧く偽装した。それでヨシュアたちは、すっかりだまされ盟
約を結んだ。その時「主の指示をあおがなかった」とあり、ここが
間違いであった。肉で判断をしてしまう。実は、近くの者で、何と
自分たちの中に住む者であった。その結果、滅ぼされるべき民が、
ずっとイスラエルの中に居続ける事になった。

祈らず、主の指示を仰がず、事を進めると失敗してしまう。そして
痛い刈り取りをする事になる。「わたしを離れては、あなたがたは
何もすることができないからです」。まず主を仰ごう。祈り、主に
相談して、主と共に始めよう。主から発した事は、必ず主により成
し遂げられる。
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祈り、祈られている事は大きな自信となり確信になる。途中で不安
になっても主に導かれている事を思うと怖れに勝利できる。祈らず
に走り出す時はどんな時だろう。失敗から学びたい。