2023年07月24日(月) 「そこで、彼は、『確かに、あなたは自分の目でそれを見るが、 それを食べることはできない。』と言った」U列王7:19
「そこで、彼は、『確かに、あなたは自分の目でそれを見るが、 それを食べることはできない。』と言った」U列王7:19
エリシャの時代に大飢饉があり、人々は餓死して行った。そんな危 急の事態の中、エリシャは主から示されて、明日、小麦や大麦が溢 れるばかりにあると語った。すると王の侍従が「たとい主が天に窓 をつくられても、そんな事があり得ようか」と言った。それを聞い てエリシャは「あなたはそれを見るが食べられない」と言った。 そんな時、サマリヤの門に四人のらい病人がいた。町は酷い飢饉、 どうせ自分たちは必ず死ぬ。それなら敵の陣営へ入ってみようでは ないか。あるいは食料があるかも知れないと。すると敵の陣営で、 主が敵に、大軍勢の騒ぎを聞かせ、襲撃と思わせた。主の関与であ った。敵は驚き、陣営を置いたまま、即、逃亡した。 それで入ってみると、山ほどの金銀と食料があり、彼らは、王家に 知らせた。王は信じなかったが、偵察させ事実を知った。すると大 勢が殺到し、門のそばで管理をしていた侍従は、踏みつけられ死ん だ。預言通りになった。事実、溢れる食料を主は用意された。しか しそれを信じなければ、自分が手にする事は出来ない。溢れる食料 にかかわらず、飢えて死ぬ事になってしまう。 私達もどうだろう。十字架の救い、神の愛、恵み、罪の赦し、義と される事、御霊による歩み・・溢れる食料の中にいながら、信じなけ れば餓死するように、溢れる恵みの中で、不信仰のため、虚しく歩 んでいないだろうか。侍従は自分の姿だろうか。信じようとしてい ない自分に気づく事から始まる。ありのまま祈りに持って行こう。 信仰を、一段階〃成長させて行って下さる。 ・・・・・・・・・・・・ 侍従長は、信じずに、受け取れなかったが、しかし主に向いて、あ りのまま祈ることができる。「信じることができません」「目に見 えるところに、常識に、経験値に頼っています。助けて下さい」と。 主は助けて下さり、次の展開へと導かれる。