2024年03月24日(日)

「主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、 魚の腹の中にいた。」ヨナ1:17


ヨナは主から、ニネベへ行けとの命令を受けたが、嫌で行きたく
なかった。それで「主の御顔を避けて」丁度そこにいた反対方向
タルシシュ行きの船に乗った。すると主は大嵐を起こされたので、
船は難破しそうになった。くじを引いて災いの原因を知る事になり、
そのくじは、ヨナに当たった。

ヨナは嵐の原因は自分なので、それを静めるために、自分を海に投
げ入れるようにと言う。海に放り込まれたヨナを、主は大きな魚に
飲み込ませられる。ヨナはその魚の腹の中で祈り、悔い改めた。悔い
改めとは、主の方への方向転換で、向きを変える事だ。思考が変わ
り、行動が変わる事だ。

魚から出されたヨナは、今度は主の命令に従った。嫌な行きたくな
いニネベへ行った。言われた通りに御言葉を伝えると、人々は悔い
改めた。そのため主は災いを思い直された。だがヨナは敵が赦され
る事が面白くない。、主に、不満、怒りをぶつける。ヨナの思いで
は、主は味方を守り、敵は滅ぼすべきだ。私達も、自分の思いが強
い時、主が自分の思うように動かれないと、いら立ち、不満と不信
感が募る。

しかしそれは自分の思いの中の神だ。だが、主は、そんなだだっ子
のようなヨナをなだめ、忍耐強く見守られる。お前はだめだとは言
われず、ヨナの気持ちを受け止め、とうごままで備え、愛をもって
導かれる。ヨナと同様、あなたに対しても気持ちを受け止め、愛し
導いて下さる。今、思い通りでないので、不満や怒りがあり、主の
御顔を避けているだろうか。まず主に告げよう。主は、正直な気持
ちを、愛して受け止めて下さる。そして御心へと導いて下さる。

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主は、御顔を避けて、御心からそれて、自分の道を行く者であるに
かかわらず、どこまでも〃も、忍耐深く対応し、導いて下さる。ど
こまでも追いかけて下さり、御心をはずれても、ご愛は変わらない。
何というあわれみと慈しみだろう。愛されている。