2024年09月23日(月) 「ダビデは主に伺って・・『あの略奪隊を追うべきでしょうか。追い つけるでしょうか。』するとお答えになった。『追え。必ず追いつ くことができる。必ず救い出すことができる。』」Tサムエル30:8
「ダビデは主に伺って・・『あの略奪隊を追うべきでしょうか。追い つけるでしょうか。』するとお答えになった。『追え。必ず追いつ くことができる。必ず救い出すことができる。』」Tサムエル30:8
ダビデは、サウル王にずっと狙われていた。ダビデは、心身追い詰 められ、何と敵であるペリシテの地に逃げ込んだ。すると、ペリシ テと同胞の戦いとなり、ダビデは同胞と戦うという、どんでも無い 状況になった。しかしそこで、首長たちがダビデが裏切るといけな いので、一緒に戦いに出すなと言った。間一髪、主の関与だった。 それでダビデが引き返すと、何と町がアマレクに攻撃され、焼き払 われ、彼らの妻子が皆連れ去られ、町は廃墟になっていた。ダビデ も部下たちも大声で泣き、ついには泣く力も失せた。ダビデの妻た ちも連れ去られた。部下たちは衝撃が大き過ぎ、ダビデを殺そうと 言い出した。ダビデは、サウル王からは逃れたが、今、まさに部下 たちに殺されそうになる。 ダビデはその窮地にどうしたのか。「しかしダビデは彼の神、主に よって奮い立った」。彼は主に伺った。「略奪隊を追うべきですか」 主は「追え。必ず追いつける、救い出せる」と。そこで主に従い、 追撃すると、途上でアマレクの奴隷に会い、奴隷の手引きで、彼ら の居場所を突き止める事ができた。主の計らいだった。 敵を討ち、妻子や奪われた物全部を取り戻した。何一つ失わなかっ た。ダビデは、非常に悩んで、どうしてよいかわからない時に、「 彼の神、主」によって奮い立った。まず祈り、導きを受けて、従っ た。窮地では「自分」でなく「私の神、主」に奮い立たせて頂こう。 主は目の前の事態を引き受けて下さる。 --------------- 自分の判断は常に揺らぐが、最悪の苦境にあっても、主が与えてく ださる確信だけが、たましいを底から奮い立たせてくださる。主の 御心を求めて祈ろう。御言葉に聞こう。必ず追いつける。