2025年06月23日(月)

「しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、 立って、ヨッパに下った」ヨナ1:2


ヨナは、主から、敵国アッシリヤの首都ニネベへ行けとの命令を受
けた。しかし気に入らず、「主の御顔を避けて」、預言者なのに逃
げて、渡りに船で、そこにあった反対方向の船に乗った。すると嵐
になり、ヨナは自分のせいだから、自分を海に投げ込むようにと。
主は、その海で、大きな魚を備え、飲み込ませてヨナを守られた。

その中で、ヨナは祈り、魚の腹から出た後、今度は素直にニネベに
行った。すると、ヨナの言葉に人々は悔い改めた。主は災いを思い
直され、それがヨナには納得が行かない。町を出て、小屋を作り、
その陰に座った。どうなるか、見てやろうとの態度だ。主はとうご
まにより、日陰を作られたのでヨナは喜んだ。しかし翌日、虫によ
り、とうごまは枯れた。

焼け付くような太陽が照りつけ、衰え果て「死んだ方がまし」と死
を願った。苦い思いから、機嫌が良くなったかと思うと、又、ぐっ
たり衰え、死にたいと思う。私たちも、ささいな事で一喜一憂し、
信仰が揺れる。うまく行けば喜び、行き詰まれば落胆し、思い煩う。
外的状況に振り回される事が問題だ。

状況に関係無く、内側に、確固とした信仰、喜び、確信を持つ事が
大切だ。主は、ヨナを大きな愛で慈しみ愛しておられる。御心をそ
れても、決して見捨てず、見放さず、愛は変わらない。忍耐をもっ
て導かれる。この同じ愛で、あなたも愛されている。状況でなく、
主のこの変わらない愛に礎を置こう。
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気分は些細なことで下向きになり沈む。ヨナのように主に告げたい。
気分に引きずられるところから、主を見上げられる。主は変わらな
い平安をもって常に支えてくださる。