2001年02月19日(月)

『私達は、救われる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです』(Uコリント2:15)

 牛の放牧場を訪ねた二人が話した。「素敵な匂いだね。
ここは大好きだ。この眺めと匂いはたまらないよ。」
町育ちのもう一人はそう思わなかった。何か死んだような
匂いで好きでなかった。同じ匂いが、一人には命の匂いに、
一人には死の匂いに感じた。
人々の福音への反応についても同じことが言われている。
私達がキリストの福音を証しする時、二通りの反応が生
まれる。信じる者にとっては、キリストの話は甘いし
嬉しい香だ。
しかし、キリストを拒む者には、厭わしい死の香だ。
福音は彼らの恐れる死と永遠について考えるよう仕向け
るからだ。ある人には楽しい花の香も人によっては葬式を
思い出させる。救いの知らせは受け入れない者には、死の
香り、しかし信じる者には素晴らしい命の香りだ。
あなたと共にいる時、周囲の人はどんな香りをかぐだろうか。
キリストの香に気づくだろうか。