2003年08月24日(日)

イスラエル人は、旅路にある間、いつも雲が幕屋から上ったときに旅立った。雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった」(出エジプト40:36)

神はしばしば待つように命じられる。私達は
待つことが大変難しい。導きがすぐに欲しい
し、答えがすぐに欲しいのだ。「待て」との
命令をしばしば受ける。ある人が一つの仕事
に手を出し、進めて行こうとすると、空回り
し始めた。対人関係で問題が生じたり、人が
揃わなかったり、企画に必要な資料が集らず、
右往左往し、前に進まない。やがて疲れ果て、
気力も失せ、時間も間に合わず、企画を中止
した。神は「待て」と言っておられたのだ。
イスラエルも、何度か待つことを命じられた。
すべての準備が整い、進もうとする時に、待
てとの命令はいら立つものだ。神は待つ理由
を説明される場合も、されない場合もある。
妨害は待てとの導きかも知れない。前進か、
待機か、よく祈る必要がある。