2001年03月24日(土)

あなたがたは白く塗った墓のよう…外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです(マタイ23:27)

   
 
 アメリカのある偉大な作曲家であり指揮者に同名の孫がいた。
彼は若い頃、招待指揮者として、多額の報酬を受け取っていた。
しかし、じきに良心にさいなまれ始めた。祖父の名のゆえであり、
自分の能力のゆえでは決して無い事をわかっていたからだ。
音楽家としてまだまだ、無知で未熟だった。
そこで彼は儲かるための演技をやめ、まともに稼いで生きる決心
をした。同様にあなたも自分以外の者に見せかけた事があるだ
ろうか。霊的偽者なのに、献身的な振りをしたりする。
この自分をごまかすというのは誰にでもあることなのだ。
イエスが最も非難された罪はパリサイ人の偽善だった。
神を恐れる振りをしながら神のみこころに従っていなかった。
私達は見せ掛けだろうか。この問いは、祈り深く内側を探らせる
ものだ。自分を隠しごまかす事は、神に対して大きな無礼である。
プライドが神の大きな恵みを遮っているのだから。