2004年06月23日(水)

「いちじくの木は花を咲かせず・・畑の食物を出さない。しかし、私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう」(ハバクク3:17)

ある農夫のその年の家計はさんざんだった。全面的赤字だった。野菜が何とかなればと思ったが、干ばつで作物がどんどん駄目になった。枯れて行ったのだ。雨を降らせて下さるよう、収穫を与えて下さるように神に祈った。しかし、干ばつは、ひどくなる一方であった。神はどう思っておられるのだろう。その時、ハバククを通して神は語られた。ハバククはどんな悲惨で暗黒の環境にも関わらず、神にあって喜ぶと言った。彼は状況ではなく神を見ていた。どんな真っ暗な状況の中でも神を信じたのだ。神は愛であられ、計画があられ、しようとしておられる事をご存じだ。環境が、見えるところがどうであっても、一番大切なものは、神との関係だ。神との信頼関係だ。状況を信じるのか、それとも神を信じるのか。
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環境は真っ暗であっても、喜べると言っている。状況でなく神を見る事によって。ハバククは空想の世界にいたのではない。無いものを有るものに空想したのでなく、不毛の現実をしっかり見た。現実を見た上で喜んだ。最善の計画をお持ちである神に焦点を合わせたからだ。これが信仰だ。