2006年03月24日(金)

 「どうか、あなたのむちを私から取り除いてください。あなたの手取り除いてください。あなたの手に打たれて、私は衰え果てました」(詩編39:10)

 

信仰生活、常に快適というのでは
ない。神は最善をして下さり、良
い事しかされない事は確かな事で、
愛していて下さるので、結果的に
はいつもすべてが益だ。それはよ
くわかっている。しかし、私達は
すべてを見通せるわけでなく、目
先しか見えない。現在は痛くて苦
しい時に、先が見えないゆえに、
辛くて悶々とする。詩編記者も苦
しい時に、辛い時に、気持ちを抑
え込むのでなく、そのままの気持
ちを神に告げている。自分の道に
気をつけようと、舌で罪を犯すま
いとわきまえつつ、このむちを取
り除いて欲しい、祈りと叫びを聞
いて欲しいと訴え、救いを求めて
いる。私達はどうだろう。心の底
の悶々をそのままにして、綺麗事
の祈りだろうか。心の奥にある誰
にも言えない気持ちを、不満があ
るなら、何も無い振りをせずその
思いを、納得が行かないなら、納
得した振りをせず、そのままの気
持ちを神に告げよう。受け止めた
いと待っておられる。
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衰えはてるのは、自分で自分を持
ち上げようとするからだ。試練も
災いも神様からのもの。心の内を
話しつつ平安な日々として過ごそ
う。