2007年05月24日(木) 「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い」マタイ11:30
「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い」マタイ11:30
「重荷」と「荷」は違う。「重荷」 とは、私達を憔悴させ、損ない、 疲れ果てさせてしまうものだ。「荷」 は、私達一人一人に与えられた義務、 使命、仕事等だ。障害や病もそうだ。 確かに荷も重い場合もある。仕事や 病気や身体障害は重い。しかし、そ れはむしろ主に在り、生きがい、や りがい、喜びとされる。身体は疲れ ても、心は疲れない。だから快い疲 れとなる。それは本人にも充足感、 達成感が来て、神からも報いがある。 主がわたしのところへ来なさいと、 言われている「重荷」は、思い煩い や苦しみ、不安、焦り、苦悩でずっ しりと重くなり負い切れなくなった 状態だ。心が疲れて一歩も前に進め なくなる。主は「私達各々に与えら れた義務、使命」を負うために来ら れたのでなく、疲れ果てて進めない、 重すぎる荷を負いに来て下さった。 つまり、あなたを疲れさせる重荷を 取り去って、あなたが、自分に与え られた荷をしっかり負えるようにし て下さるのだ。あなたの使命、仕事、 義務を果たして行く時にこそ、あな たは平安と喜びに満ち、生きている 実感を得る。私達の罪の重荷とその 結果をも、主は十字架で、すでに解 決して下さった。使命、仕事、義務・ ・しっかり負って主に従おう。それは 誇りであり、そして、そこに安らぎ と喜びを味わう。 ------------------- 主から与えられた負いやすく心地よ い荷と、負わなくても良い重荷があ ることを覚えよう。負い切れないと 弱りはてる重荷なら、すぐに主の所 に行こう。活路は主が切り開いて下 さること信じて今日も喜んで歩んで 行こう。