2008年06月23日(月)

『そこで、彼女は自分に語りかけられた主の名を「あなたはエル・ロイ」と呼んだ』創世記16:13

サラのもとから逃げ去ったハガルに、
主の使いが泉のほとりで語りかけた。
ハガイは自分に語りかけた主の名を
「エル・ロイ」と呼んだ。それは
「ご覧になる神」という意味だ。
「ご覧になる方のうしろを私が見て、
なおもここにいるとは」と言った。
ハガルは女主人のもとから逃げ出し
たが、女主人のもとへ帰るように言
われた。そして、男の子を産もうと
しており、その子をイシマエルと名
付けるようにと。「彼は野生のろば
のような人となり、その手は、すべ
ての人に逆らい、すべての人の手も、
彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵
対して住もう」と。「女奴隷の子は
肉によって生まれ」とあるように、
肉はそのように自己中心で、自分本
位で、自分の思い通りに生きようと
する。しかし、与えられた場で、身
を低くして、試練を甘んじて受ける
ことだ。エル・ロイ「ご覧になる神」
神が見て下さっている。本気で信仰
人生を歩もうとするなら、試練を覚
悟することだ。練られ、鍛えられ、
自分が変えられて行く。忍耐が培わ
れ、目に見えない神を信じる信仰が
強められて行く。忍耐は信仰が試さ
れる中でしか生じない。今の環境に
愚痴と不満が一杯で、逃げる事しか
頭にないのなら、仮に環境が変わっ
ても、又、同じ事をする。どこへ行
こうと同じだ。自分は変わっていな
いのだから。試練を逃げるのでなく、
乗り越えさせて下さる。
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試練を逃げて行った時に神は、も
と居た所に帰るよう言われた。そ
こで身を低くして忍耐せよと。それ
が御心なら必ずその場で乗り越え
る力も知恵も下さる。試練を抜け
る時、大きく成長している。