2008年10月24日(金)

「夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう」ルカ5:5



プロの漁師であるペテロが一晩中かけて漁をして、何の収穫も無かった。
何が、どう悪いのか。しかし、こんな日は、どうしようもなく引き揚げるしかない。
一晩中働いたのだから、身体も疲労していただろう。

何の収穫物もないのだから、その疲労は、更にどっぷりと重かったに違いない。
岸辺で網を洗い、片づけをしていた。

そこに主が「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」と言われた。
夜通し働いたが何もとれなかった。こんな時間帯に魚がいるわけがない。
常識で考えて不可能。徒労に終わる。無駄ではないか。早く家に帰って休みたい。

様々な思いが巡っただろう。しかし、ペテロは「でも、おことばどおり」網を下ろした。
「そして、そのとおりにすると」大漁であった。

大切な事は、お言葉通り、従うことだ。従おうとする時には、人間的な思いが立ちはだかる。
「出来ない」「難しい」「不可能だ」「意味があるのだろうか」、必ず妨害が入る。

しかし、どんなに肉の思いが妨げて来ても、「おことばどおり」従うことだ。
大漁という大きな祝福が備えられており、又、この時、ペテロは「人間をとる漁師になる」
と召しを受けた。
御言葉に従う時、祝福が待っている。従う事が信仰の原点だ。今、目の前に御心を示されて
いるなら、躊躇せず従おう。
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今よりもっと満ち満ちた信仰生活を送ろうと思うなら、信仰をもって導きに従う事だ。進まない限り主の祝福も、ご愛も今以上にわからないだろう。従って行こう。必ず主が導き、成し遂げてくださる。