2008年12月24日(水)

「どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:38



ユダヤの新しい王の到来は、人々の心をあらわにし、様々な反応を起こさせた。
ヘロデ王にとっては、自分の王座が脅かされる、非常なる脅威であった。

恐れ怯えたヘロデは、幼子を探し出す画策に失敗すると、権力を使い、2才以下の男児
を皆殺しにさせた。

祭司長たち、律法学者たちは、預言からその誕生の場所がベツレヘムだと確認し、東方の
博士たちや星の出現によってメシヤ誕生を知った。

しかし、彼らはそれを受け入れず、無視した。エルサレム中の人々も又、ヘロデ王と同様に、
メシヤ誕生に、新しい王の出現に恐れ惑った。

平穏に暮らしている、自分たちの生活が、新しい王により波風が立つこと、争いが起こり、
社会が混乱することを恐れ、迷惑がった。自己中心、自己保身であった。

かし、星に導かれて、遠方から命がけの旅をして、やって来た東方の博士たちは、ついに
幼子に辿り着き「この上もなく喜んだ」。

そして、ひれ伏して、幼子を礼拝し、宝物をお献げした。
又、マリヤは御使いからの受胎告知を、恐れと戸惑いをもって聞いたが、信仰によって受け
止めた。

御言葉を無視し、拒否し、退けるのではなく、御言葉に自分を合わせ、自分を献げ、明け渡
して行った。クリスマス、主の犠牲の愛に自分自身を献げて、応えて行こう。
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主を受け入れ従う者にも、拒む者のためにも等しく主は十字架にかかられた。私達への神様
の最大の愛の証を、拒む者にならず、従い応える者になりた。