2009年07月23日(木)

「ところが、彼らは気にもかけず、ある者は畑に、別の者は商売に出て行き」マタイ22:5


王子の結婚披露宴に招かれた客はイスラエルであり、王のしもべは預言者達だ。キリストの救いにより、神の豊かな祝福にあずかるようにと、最初から準備が何もかも整えられていた。

しかし、彼らは、王の心のこもった招待を気にもかけず、
畑に、商売にと出て行き、無視した。畑や商売など披露宴の後でもできる事だ。神は、愛を込めてすべてを用意して下さったのに、不要と拒否した。

これはイスラエルだけでなく、私達もどうだろう。仕事、勉強で忙しい、子育てで時間が無い、趣味で多忙、いつも神のための時間がない。
喜びの披露宴に招いて下さっている主のために、一生、時間がないままだろうか。

生活を見ると、時間が無いのではなく、神より多くのものを優先している。
神はあなたを愛して、あなたへの目的をもって創造された。
あなたには、神からの使命があり、あなたへの特別な御心があり、神が望んでおられる生き方がある。

あなたを、今の場所に遣わされたのは神だ。偶然でも、たまたまそこにいるのでもない。
尊いご計画の一環だ。あなたの境遇、使命、あなたの将来を「何もかも整いました。どうぞ宴会にお出かけください」と、すべて最善のものを神は整えて提供して下さっている。

それを「気にもかけず」神を無視しているだろうか。神に目を向けるなら、溢れるばかりの備えに気づいて行く。 
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招きに答えて行くためには、今している事をやめて行かなければならない。主の招待にすぐに答えられないのは、何故だろう。最善の主の備えを感謝し、招きに答えよう。