2010年01月23日(土) 「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに・・した。すると彼のからだは元どおりになって・・きよくなった」U列王5:14
「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに・・した。すると彼のからだは元どおりになって・・きよくなった」U列王5:14
ナアマンは、らい病を癒してもらうために、エリシャを訪れた。しかし、将軍自 ら訪ねているのに、エリシャは会う事もせず、使いの者に伝言した。その扱いに、 ナアマンはプライドをひどく傷つけられた。 ましてや、うやうやしく手を置いて癒すのではなく、ヨルダン川で七回身を洗え と。とても受け入れられない。それを聞いて、ダマスコにもっと良い川があると 怒った。ナアマンはひどく傷ついたからだ。 神はこのナアマンのプライドをご存じで、エリシャを通して、砕こうとされた。 自分はいっぱしと思い、人よりは上、かなりましと思い、自分の思いに神を従わ せようとする態度は、ナアマンだけだろうか。 人間のプライドは、神の恵みと相容れるところが無い。神はナアマンに、真の救 いを、真の癒しを与えるがために、そのところをあえて通された。彼の高いプラ イドが取り扱われる必要があった。 しもべ達がナアマンに進言した。難しい事を言われたなら、プライドが保てた。 しかし、余りにも単純で、又、人々の目にさらされる奇異な状況に、とてもプラ イドが許さない。だが、とにかく言われる通りしてみたら、いかがなものかと。 ナアマンはその忠言に耳を傾け、プライドを捨てて従った。すると完全に癒され た。あなたも今、トラブルや悩みの渦中にいるか。問題はプライドだろうか。そ れを捨てて従う時、大きな祝福が待ち構えている。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 神を捨て、自分が神になる事を選び取ったアダムとエバ。その根源がプライドで あり、このプライドにほんろうされるなら、どうなるかわからない。「私を愛し、 私のためにご自身をお捨てになった」御子を覚え、主に従えますように。