2011年01月23日(日)

「私の助けは、天地を造られた主から来る」詩篇121:2

         

都上りの歌となっていて、エルサレムへ巡礼の旅に出る時のものだ。「山に向か
って目を上げる」は、これから上って行くべき、困難な険しい山々だ。非常に切
実だ「私の助けはどこから来るのか」。

だいたい助けが来るのか。エルサレムは遙か彼方であり、幾つもの山々が行く手
を固く阻んでいるかに見える。当時の人々の旅は、今と全く違い、想像もできな
いほど困難で危険なものであった。今のようにちょっと都へというわけに行かな
い。

途中で病気になれば命を落とす。又、道中、身にどんな災いや危険があるや知れ
ず、無事に帰れるかどうかもわからない。そんな中で何が助けになるのか。エル
サレムへの都上りは、膨大な困難の山を前に「私の助けはどこから?」との問い
となり「私の助けは、天地を造られた主から来る」と答えが来る。

計り知れない困難はあるが、その山々を造られたのは主だ。すべての状況も主が
御手で治めておられる。「助けは主から来る」私たちも今、行く手を阻む困難の
山々があるだろうか。

又、突如のアクシデントに出会す事がある。突然の病気、けが、経済的困窮、苦
しみの対人関係、又、誰にも言えない悩み・・まさに「私の助けはどこから来る
のか」。

明確な答えがある。「天地を造られた主から来る」。主からの完璧な愛と配慮、
助けが臨む。目の前の事態を祈ろう。どう助けが来るか主に期待し、楽しみに待
とう。

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「私の助けはどこから来るのだろうか」「天地を造られた主から来る」何と明確
な答えだろう。有難い。目の前のあの問題、この悩み・・助けは天地を造られた
主から来る!祈って行こう。御言葉通して、あらゆるものによって主は導き、指
針を示して下さる。