2011年02月20日(日)

「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです」ヤコブ4:15                      

                               
私たちには、様々な思いが絶えず心に湧く。それが主からの思いとは限らない事
に要注意だ。地のものとは、この世の習慣や、この世の価値観だ。一見、善いも
のに、素晴らしいものに見える。ヒューマニズムは世界平和や人類愛をうたう。

しかし、あくまでも人間中心であり、神否定、神無用の価値観だ。そこに神は無
い。神無しで愛と平和の世界を作ろうと。人間愛賛歌で、一見麗しく、好ましい
ものだけに要注意だ。欺かれてしまう。

肉のものは、生まれつきの性質、罪の性質から湧き上がる欲望だ。肉の行いは、
不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ・・の類だ。
悪霊のものは、サタンが吹き込んで来る思いであり、サタン的な知恵であり、悪
霊達の動機は神への妬みだ。妬みは人間の性質に深く巣くっている。私達の心の
思いをよく見張って、神以外から来るこれらの思いをよく見分ける必要がある。

サタンは「思い」に働く。まず思いを吹き込み、思いから行動へと駆り立て、秩
序を乱して行く。サタンのする事は破壊だ。教会、家庭・・一致を乱す。秩序の
混乱には、必ずサタンがかんでいる。よく見張ろう。教会内に争いを引き起こし、
分裂させる。しかし、自分が正しいと思っているので気づかない。

神からの思いは下心がなく、見せかけなく純真だ。神以外からの思いに惑わされ
ていないか。今、問題と混乱があるなら、自らの思いを点検しよう。どこからの
知恵で突き進んでいるのだろう。地、肉、悪霊からの思いをよく見張ろう。御霊
は気づかせて下さる。

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心に湧く「思い」をよく見張ろう。サタンは、絶えず、神に逆行する思いを吹き
込んで来る。肉は、自分の願望、欲望と合致しているので、なかなか気づかない。
御霊が気づかせて下さるので、祈っていよう。サタン、肉の思いは拒否しよう。