2002年02月20日(水)

「人は火をふところにかき込んで、その着物が焼けないだろうか」(箴言6:27)


 ある悲劇が報じられていた。
少年がペットの蛇に絞め殺されて
しまったというものだ。
三メートルもある蛇を飼っていた
らしい。どうしてそんな事が起こ
ったのか誰にも定かでない。
おとなしかった蛇が、何かのはず
みに獰猛になったのであろう。
しかし、なぜそんな危険なものを
家に持ちこんだのか。
これは「火遊びは危険」との警告を
与えてくれる。罪と戯れる事も同
様だ。小さな罪なら誰をも傷つけ
ずただ楽しめるように思える。
しかし、それは欺瞞だ。最初は害
のないように見えるが、もてあそ
ぶなら蛇と同様に死を生む。
悲劇が起こる。火遊びしたり蛇を
けしかけたりしてはならない。
罪が喜びをもたらすなどと思うな
罪は一瞬の快楽をもたらすが確実
に死に至る。罪と戯れてはならな
い。罪を捨て、きっぱりと罪から
離れよ。
必ず致命傷となる。一番危険な罪
は飛びついて来るのではなく、知
らぬ間に忍び込んで来る。