2013年12月23日(月)

「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です」使徒9:15



アナニヤという信徒が出てくる。彼は使徒ではなかった。しかし忠実な、従順な信仰者だった。主に呼ばれた時「主よ。ここにおります」と答えている。常に主を見上げて「お従いします」との姿勢で歩んでいる人物だ。主は、サウロのもとへ行くように言われた。しかし本当に回心したのか。以前のままなら、即、殺されるではないか。アナニヤは戸惑い、冷徹な迫害者であったことを告げる。

主は、彼が異邦人に宣教する選びの器であると伝え、主のご計画を打ち明けられたのだ。この主の言葉をアナニヤは受け入れ、主を信頼した。アナニヤは自分を明け渡して、従った。それで、サウロを訪ね、「兄弟サウロ」と言えた。このアナニヤの主への従順があったからこそ、パウロは見えるようになった。

アナニヤはどんなに勇気がいったことだろう。しかし従った。
そして主はアナニヤが従う事を知っておられた。だから重大な務めにアナニヤを選ばれた。主の御心を実現させるのは、私たちの従順だ。主はそれを求めておられる。

あなたも今、御心が示されているか。主はあなたを信頼しておられる。パウロは主の選びの器であった。アナニヤも主の選びの器であり、私たち一人一人も主の選びの器だ。職場で、学校で、家庭であなたはたった一人のクリスチャンだろうか。主があなたを遣わしておられ、そこであなたを用いるためだ。あなたは主の選びの器だ。
----------
いつも主と共にいる。御言葉も導きも素直に自分に語られると聞いて行こう。どこにいても主の器として用いていただける。主に焦点をあわせ、置かれたところで喜んで示されたことをしよう