2014年04月22日(火)

「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:26



怒ること自体が悪というのではない。しかし、その怒りを根に持つと、恨みや憎しみへと増幅させて行ってしまう。そして恨みは根深い復讐心へと発展して行く。そのため「怒ったまま、日が沈むことのないように」と言っている。ユダヤでは、日没から日没までが一日だったので、怒ったまま、日を越さないように、怒りを持ったままにせずに、解決するようにとのことだった。

怒りは、そのままにしておくと、憎悪、恨みへと熟して行く。「悪魔に機会を与えないようにしなさい」。怒りは、サタンに足場を与える。サタンは、人の怒りに乗じて巧妙に働いて来る。振り返った時に、思い当たるだろうか。怒りにより、ひどく感情的になり、冷静さを失い、取り返しのつかない暴言や行動に出てしまう。人間関係を壊して行く。後で冷静になった時に、ひどく後悔する。サタンにつけ込まれてしまったと気づく。

又、義憤だと言うが、真に正しい怒りは主にしかない。私たちはすべてが見えているわけではないし、肉なる者だ。サタンをわきまえ、まずへりくだって、よく祈る事が大切だ。怒りは我慢したり、押し込めるのでなく、正直な怒りの気持ちを、ことごとく主に告白しよう。そして神に委ねて行こう。「自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい」「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする」と。
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怒りの感情を覚えたら、そのままにせず主に告げよう。怒っている時は自分が正しいに立っているので明け渡さなければすぐにサタンに背中を押される。怒りはとどめず主に対処していただこう。