2014年05月23日(金)

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」Tテサロニケ5:18


苦しい事態に遭遇する時、思い通りにならない状況で、思い煩いや
不満が起きて来る。暗い状況の中で、心も重く、暗くなって、意気
消沈してしまう。又、頑なな心が出て来ると、強情になって、反発
や恨みが出て来る。主が見えなくなってしまい、肉の思いに支配さ
れてしまう。

しかし、主は、「すべての事について感謝しなさい」と言われる。
この状況で、どう感謝するのか、一体どこが感謝なのかと思うが、
御言葉は「すべての事」と言っている。なぜ感謝できるのか。主は
私たちにご計画を持っておられ、災いはなく、その出来事は、平安
と将来と希望のためのもの、又、すべては益とされ、その益も御子
のかたちに変えるように益とされる。その出来事を通して、成長が
与えられる。

雀一羽も父の許しなくして地に落ちない。私たちに起きる出来事は、
主の御手の中だ。「感謝する」ことは主の御心に従うことで、自分
の思いに従うなら、感謝などできない。そして、感謝するという事
は、主の御手を受け入れるという事だ。それは、主に委ねる事であ
り、その時、心が変えられる事を経験する。

不安と恐れ、思い煩いで一杯の心に平安が来る。そして、それは、
主が決して見捨てられない、必ず良くして下さると信じる事の表明
だ。感謝する時、自分が変えられて行く。
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感謝できない状況で感謝する時、最悪の事態の中で主から目を離さ
ないでいられる。マイナス思考の肉の反応から守られ、主の御心へ
と導かれていく。感謝は力だ。