2014年07月23日(水)

「激しやすい者は争いを引き起こし、怒りをおそくする者はいさかいを静める」箴言15:18  




時にニュースで、隣人を殺害するという事件を目にする。犬の鳴き
声やピアノがうるさいとか、又、地境のことで、もめたりして事件
が起きる。どんどん怒りがエスカレートし、どのように処理してよ
いかわからず、相手を殺害するに至ってしまった。

カインとアベルがささげ物を献げた時に、アベルのささげ物は受け
入れられ、カインのものは受け入れられなかった。その時に、カイ
ンはひどく怒り、顔を伏せた。主は御声をかけられ、罪を治めるよ
うにと。カインは、主に問うて、正しく献げ直すことができた。し
かし、その怒りは、妬みとなってアベルに向かい、アベルを殺害す
るに至ってしまった。

私たちも、怒りを、正しく処理することが大切だ。怒りに身を任せ
てしまってはならない。怒りを爆発させてしまうと、後悔してもし
きれないことになる。私たちは、感情的になりやすく、すぐに感情
的反応をしてしまう。しかし、そのまま感情的になると、取り返し
のつかない事になる。人間関係を壊してしまう。少し待って、冷静
になることが大切だ。

この怒りはどこから来ているのか考えてみよう。傷つけられると、
人は怒るものだが、どう自分は傷ついたのか。又、どのように思い
通りにならないから怒っているのか。落ち着いて主と交わり、心の
内を主に告げながら、照らしていただこう。主は正しく導いて下さ
る。そして大きな失敗から守られる。
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怒りの感情に支配されると自分が正しいとしか見えない。私を怒ら
す全てが悪い!になる。怒りの感情を主にあずけることが出来るよ
う、一人で怒りを内包せず、すぐに主のもとに行こう。