2016年01月23日(土)

「異邦人の中にあって、りっぱにふるまいなさい。そうすれば、彼 らは、何かのことであなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなた がたのそのりっぱな行ないを見て、おとずれの日に神をほめたたえ るようになります」Tペテロ2:12


ある人が職場で、辛い状況にあった。先輩が、どうも自分が気に入
らないようで、挨拶をしても、返してもらえなかった。無視されて
いるようで、しんどい状態だった。自分の何かが悪かったのかと考
えるが、思い当たらず、相手がしていた仕事を、上司が自分に任せ
たのが、嫌だったのかも知れない。

だが、自分はクリスチャン、相手にかかわらず、こちらは挨拶をし
続けた。これみよがしに、自分のそばの同僚には親しく話しかけ、
怒りが湧きそうになるが、祈りによって、何とか守られ接すること
ができた。辛い中、この事をずっと祈っていた。ある時、相手の仕
事の締め切りが迫り、どうにもならない時に、遅くまで残業を共に
して手伝った。御霊の強い促しによった。

瀬戸際であったその仕事はうまく行き、大変感謝された。相手は良
心のかしゃくを感じているようだった。自分も、入社時に手取り足
取り教えてくれたのが、その人であり、その事を素直に感謝できた。
その時、何かが変わり、その後、良い関係となった。祈りの答えだ
った。祈りに答えて主が働かれた。

問題が起きた時、とにかくまず祈ろう。祈りを積み、そして次に、
耳を澄ましていよう。御霊はなすべき事を示される。その時、御霊
の示しに従おう。従う時にみわざを見る。ここで従わないなら、心
は重いままだ。祈ること、御声に耳を澄ますこと、従うこと、この
原則に従う時、主が働かれ、主のわざを見る。

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目の前に問題が来た時に、まず自分で動かず、主を呼び、祈ろう。
どうしても自分で何とかしようとしてしまう。そして続けて祈り、
主の御声に耳を澄まそう。そして示された事に従おう。そうする時
自分も平安で、周囲にも神の栄光が現れる。