2002年06月22日(土)

「あなたは、自分のために大きなことを求めるのか。求めるな」(エレミヤ45:5)

誰しも自己顕示欲がある。自己中心を押し
通して行くと、自分が人に認められたい、
場の中心でないと気がすまない、主役に
なりたいとの思いが高じて行く。人の話
は聞かず、自分ばかりが喋る。脇役より
主役になりたいのだ。しかし、神は全く
違う。自分を捨てること、自分に死ぬこ
とで正反対だ。人からの評価は神から
来るものだ。神が責任を取って下さる。
神に自分自身をすべて任せているので
平安だ。人からの評価に動揺すること
はない。人が自分より認められても
動じない。神が最善をされることを知
っているし、信じているからだ。
人の成功を共に喜ぶことができる。
人と同様に、自分にも神は良くして
下さることを知っている。不当な
扱いを受けても、謙遜を学ぶための
神からの取り扱いと受け止めること
ができる。主イエスは全くご自分を
守ろうとされなかった。御父にすべて
を完全に委ねて平安でおられた。
これが平安の秘訣だ。