2017年04月22日(土)

「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリスト の名によって父なる神に感謝しなさい」エペソ5:20


ある本にこんな箇所があった。サタンが倉庫に様々な「種」を持っ
ていた。これから蒔こうとする種だった。一番大量にあったのが
「失望」という種であった。この種が一番よく育ち、多くの実を結
ばせるのだ。この種が一番効果的で、たやすく、人々を神から離す
ことができる。強力な種だ。これを蒔きさえすれば、後は放ってお
いても順調に育つ。

しかし、この種が一つの場所だけに何の効き目もない事を、サタン
は認めた。幾ら蒔いても、効果があったためしがない。「それはど
この場所か」の問いに、「感謝する心」とサタンは答えた。「失
望」はサタンの最強の武器で、信仰者にとって一番の敵だ。心沈ま
せ、気力を奪ってしまえば、どうにも出来ない事をサタンは知って
いる。

逆に「感謝」のある所では、サタンも何もどうにも出来ない。サタ
ンの足場が無くなってしまう。良い事だけでなく、一見都合の悪い
事も「すべての事について感謝」する事は力だ。一見都合の悪い事
は、悪い事ではない。そこから逆転、素晴らしい祝福に繋がってい
る。

ある人が苦しい状況にまず感謝して、感謝を続けた。すると「御心
に従ったのに、なぜ?」「なぜ?助けてくれない?」の思いが消え
た。状況はそのままだが、心に平安が臨んだ。やがてその事態は導
かれて行った。疑いやつぶやきの、サタンの罠にはまらず、感謝を
選ぼう。これは選択だ。

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不意の事態が起きた時、主飛んでしまい、目の前の事の思い煩いで
いっぱいになる。状況を見ている目が、主に向いた時、「愛されて
いる」「ご計画がある」「しようとされている事がある」「万事
益」そこに目が向く。「いつでも」「すべての事に」「感謝せよ」
の御言葉に従う時、自分がまず変えられる。