2020年02月21日(金)

「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい」エペソ5:8



ある人が、初めて教会へ行った時に「あなたは罪人です」との説明
を受けた。正直、ムッと来て、反発を感じた。真面目に、一生懸命
に生きて来たつもりだ。非行も犯罪歴も無い。それがどうして?し
かし、教会で聖書の学びを続ける中にも、罪人との言葉がずっと耳
を離れず、色々考えていた。思いが巡る中で、今まで全く考える事
もなく、目にも留まらなかった、心の内側に思いが至った。

自分は、福祉の仕事に志を持ち、携わった。職場で人々のためにと、
身を粉にして懸命に頑張って来た。周囲の皆にもそう思われていた。
良い人であり、周囲に感謝されていた。だが心の内を見た時に、自
分は人に良く見られたい、嫌われたくない、認められ評価されたい。
強い思いがある。それなら人のためなどでなく、自分のためではな
いか。

人からの賞賛は心地良い、仕事も自己実現のためだ。それなら自己
満足ではないか。物腰は低く、決して表には出さないが、心の中で
は人々を見下し、自分が一番正しいと思っている自分。学びの中で、
御霊の光が来て、自己中心、高慢、プライド、虚栄心が示された。
御霊により初めて罪がわかった。そして主の十字架がわかった。

御霊によらなければ何一つわからない。こんな事、誰でもしている
ことだ。別に当たり前であり、何が悪いのかわからない。罪の暗闇
に、御霊の光が来る時、初めて罪がわかる。これは奇跡であり、大
きな恵みだ。
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闇の中では闇はわからなかったが、光によって闇がはっきり示され
た。照らされた罪を認めて光のもとに行こう。主は照らし赦してく
れる。