2021年06月22日(火)

「しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、立って、ヨッパに下った・・それに乗り、主の御顔を避けて、みなといっしょにタルシシュへ行こうとした」ヨナ1:3




ある若いクリスチャンが、ある時、多忙な母親を助けるよう、御霊
の促しを受けた。母親は仕事と家事をし、その日は来客の準備もあ
り、目の回るような忙しさだった。御霊の導きを感じるのだが、面
倒で、したくない。自分の好きな事に時間を使いたい。手伝った方
が良いと思うが、したくない思いとで、もやもやする。だが肉が勝
ってしまい、したい事があり、自転車で家を出た。

すると少し出たところで、何とパンクしたのだ。はっきりと主の御
手を感じた。主が止められ、御心へと返して下さった。家に戻り、
母親を手伝った。心は平安で、喜びがあり、主の関与に感謝した。
母親はことさらに喜んでくれ、感謝され、証しと用いられた。従え
なかった者に、尚も手を延べ、導いて下さった主の愛に触れた。

悔い改めて祈った時に、「従うことを知っていたよ」と言って下さ
った気がして、あわれみの主も感じた。ヨナが、主から、ニネベに
行き、宣教せよとの命令を受けた時に、敵国に宣教したくなかった。
行きたくなかった。それでヨナは「主の御顔を避けて」逃れようと、
別方向の船に乗った。

すると難波しそうなほどの大嵐が起き、ヨナは海に投げ込まれ、大
きな魚に飲み込まれ、その中で祈り・・紆余曲折の中で、結局ニネ
ベに行く事になる。肉は、主の御顔を避けて、自分の思い通りに歩
みたい。しかし、御心をそれた者をも、尚も愛し、導き返される。
この主に従えるよう祈ろう。
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面倒なことや煩わしいことは上手に逃げてしまう者だ。それでもな
お、主は私たちに期待し、追いかけてくださる。主の呼びかけに当
事者意識をもって応えよう。主のご愛に応えよう。