2022年06月22日(水)

「私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も 知っています・・あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています」 ピリピ4:12




主は、「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道」だ
と言われる。真の満足は、心の内側から来るもので、外側からでは
ないと。必要は与えられているのに、更に「あれが、これが欲し
い」
「もっと〃欲しい」幾ら所有しても、更に欲しい、これは「貪欲」
だ。貪欲は心の問題で、それは際限がない。

持っても、持っても、更に欲しい。所有すればするほど、心が囚わ
れ、心が渇く。これで良いとの満足が無い。「満ち足りる心」とは
感謝する事から来る。「すべての事について感謝せよ」「あふれる
ばかりに感謝せよ」、これが秘訣だ。今、与えられているものは、
すべて主からであり、感謝して〃行く時、貪欲の罪から守られる。

そして比較から来る競争心や妬みからも守られる。今、与えられて
いる境遇を感謝する時、そこに妬みは無い。不満、妬みは、無いも
のを数える事から来る。「あれが無い、これが無い」と不満だらけ
になる。無いものを数えていないだろうか。与えられているものを
数えて、感謝を献げて行こう。私たちが感謝する時、サタンは足場
を失う。

パウロはどんな境遇でも、満足する事を「学んだ」と。自然にある
ものでなく、学んで行ったと。様々な状況で、御霊に従いつつ、学
んで身につけて行った。主に従い、主の取り扱いに身を委ねて行く
中で、訓練され、練られ、学ばされ、身につけて行った。まず主か
ら来ている今の境遇に感謝しよう。そうできるよう祈ろう。
------------
人の暮らしぶりや、持っている物が目の前に溢れている。満足する
ことを学ばなければすぐに引きずられてしまう。豊かに備えられて
いる恵みを数えよう。まだ気づかないでいる恵みを受け取ろう。