2024年07月23日(火) 「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、 信頼すれば、あなたがたは力を得る。」イザヤ書30:15
「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、 信頼すれば、あなたがたは力を得る。」イザヤ書30:15
アッシリヤが強大になり、北王国を滅ぼした後、ヒゼキヤ王のユダ 王国にまで攻めて来た。エルサレム包囲となってしまう危急の事態 だ。するとユダ王国は、肉の「はかりごとを巡らし」、エジプトに 助けを求めた。まず主を仰ぎ、主に祈り、主に助けを求めるのでな く、目に見える所で、人間的思いと知恵で動き、エジプトと同盟を 結ぼうとする。 しかし「わたしの霊にはよらず」とあり、主を無視したはかりごと であり、それは「罪に罪を増し加えるばかり」だと。そしてその行 為は「反逆」であり、「わたしの言うことをないがしろにし、主の 教えを聞こうとしない」と。私たちもどうだろう。突然アッシリヤ の強大な力に襲われるかも知れない。それは突如の経済的苦境、仕 事の手痛い失敗、難しい対人関係の悩み、進路の困難だろうか。 その際、まず主を仰がず、自分の思いと判断で動くなら、道をそれ てしまう。主が飛んでいれば、自分の肩に全重荷がかかり、それは どうにもならず苦しくてたまらない。私たちは、突如の事態にパニ ックになり、すぐ思い煩い、焦り、自分で動いてしまう。とにか く、何とかしなければと急いて焦ってしまう。しかし「立ち返って 静かにすれば、救われ、落ち着いて信頼すれば、力を得る」と。 まずは、静まれ、動くなと。これは信仰の練習だ。サタンもからん で来て、主を仰がせず、自力で動き回らせようとする。そうすれば サタンは成功だ。まず祈ろう。動かずに主の導きを待とう。導きが 臨む。その時に従おう。今、自力で、自分の思いで動こうとしてい たら、立ち止まろう。 -------------- 焦り動き出そうとする時には気づき、まず主に祈り導きを待とう。 主の力が私たちを守り勝利を与える事をいつも覚えていたい。落 ち着かず焦りやすいからこそ主に祈り主を仰ごう。