2025年01月23日(木) 「女は、自分の水がめを置いて町へ行き、人々に言った。 『来て、見てください。・・』」ヨハネ4:28
「女は、自分の水がめを置いて町へ行き、人々に言った。 『来て、見てください。・・』」ヨハネ4:28
このサマリヤの女性は、暑い昼間に水くみに来た。普通は、涼しい 夕方に水をくむ。人目を避けての事だった。主は、彼女に飲み水を 求められた。そして会話の中で、夫を呼ぶようにと言われた。彼女 には、触れられたくないセンシティブな部分であり、「夫はいない」 とごまかし、やり過ごそうとする。 すると主が、夫が5人いたが、今いるのは夫ではないと、真実を告 げられた。彼女は罪の生活をし、傷を背負っていた。5回結婚し5 回離婚し、今は同棲中だ。その過去と現在のため、隠れた縛られた 生活をしていた。人々の噂の的であり、軽蔑されていた。この罪の 原因は、彼女の心の渇きであった。愛を求め、男性が自分を幸せに してくれると信じ、次こそはと、結婚を何度も繰り返した。 しかし、渇きは決していやされず、暗い過去にふさがれ、喜びも平 安も希望も持てないでいた。主は、彼女の心の空洞をご存じであり、 彼女に会うために、わざわざサマリヤを通られた。主は、彼女に、 決して渇く事のない、生ける水を与えられた。その時、人から隠れ ていた彼女が、人前に出て行き、主を伝えた。彼女の心はいやされ 、解き放たれた。 彼女に目を留めたれた主は、あなたにも目を留めておられる。どん な過去であれ、赦されいやされ、縛りから自由にされる。新たな視 点、神視点で見るようにされる。痛みがあったゆえに、主に出会え た、高慢から守られた、十字架の意味が知れた。痛み、苦しみは、 必ず後に感謝に変えられる。 ----------- 誰でも十字架に自分の罪を赦され、主が与えてくださる溢れるいの ちの泉を内に持つことが出来る。なんと感謝な事だろう。満たしを 外に求めてしまうが、心の渇きを主に認めていきたい。