2025年04月22日(火)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げて くださる」詩篇37:5



信仰生活で問題が起きる時に、いつも学ぶように、委ねる事が大切
なのだとわかる。頭では、よくわかるのだが、なかなか委ねられな
い。そこが問題だ。「ゆだねる」とは、石を転がすという事で、主
の上に重荷を転がしてしまう事だ。主にきっぱり渡してしまう。す
ると、どんなに平安だろう。委ねたつもりが、実は、しっかり握っ
たままだったりする。強い自我が放さない。

そんな時、自分では、もうどうにも出来ない。それをあるがまま祈
ろう。「委ねられないから、助けて下さい」と。助けを求める祈り
に答えて、御霊が、手を取り導いて下さる。主は、別の箇所で「何
も思い煩わず」と言われ、「何も」「すべて」「いっさい」思い煩
わなくていいと。あなたの目の前の、その問題も含まれる。いっさ
い思い煩うなと。その悩みをことごとく祈れと。

祈りにより、主のもとへ持って行けと。その事も、そのままを祈れ
ばよい。「思い煩うなと言われるが、無理です」「どうしてもでき
ません」その正直な祈りを、主は喜んで下さる。自我は問題を決し
て手放さない。自分が放すと、事態がだめになってしまうと思う。
何もかもが崩壊してしまうと。自分がコントロールしていたい。

しかし、人に出来ない事が、主には出来る。そんな事も、正直にあ
りのままを祈ろう。出来ない事を認めて、主を仰ぐ時、不思議だが
主の御力により、委ねることができるようにして下さる。そして主
の平安へと導いて下さる。
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祈りながらも問題を手放せないで、長く不安が続くときは、ありの
ままの状態を主に告げたい。祈り中でも主が導いてくださる。主の
最善を信じて、主に重荷を渡そう。