2004年11月21日(日)

「絶えず祈りなさい」(Tテサロニケ5:17)

ある人が不眠症で悩んでいた。ウトウトとしては夜中の二時三時に、目が覚め頭は冴え、眠れなくなってしまうのだ。そんな時、眠ろうとして焦るし、又、様々な考えが頭に浮かんだ。目の前にある心配事、又、全く起こり得ない事までとにかく思い煩い、不安になり、心が乱れるのであった。そんな時「ああ、私は床の上であなたを思い出し、夜ふけて私はあなたを思います」のみ言葉が来て、この何の妨げもない静かな時間を祈りの時にすれば良いと気づかされた。昼間は仕事に追われ祈りの時間が持てないでいた。不眠の時を神と交わる時間とした。悩みは去り、神との幸いな静思の時とされ、心の思い煩いの一つ一つを神に語り、委ねる時となってしまった。
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不眠さえ、祈りの時とされる。ある人は家事をしつつ、又、歩きながら、通勤途上の電車の中も祈りの時とした。農繁期で忙しい主婦は農作業をしながら祈った。時を捕らえて、思いを主に向ける事は幸いだ。不安を神に語るなら、思い煩いが去り、素晴らしい平安が来る。