2001年04月22日(日)

「あすのための心配は無用です」(マタイ6:34)

「1日に1度」という標語を聞いた事
があるだろう。この標語はよく、アル
中患者を回復させるのに、永遠に
禁酒していなければならないのでな
く、今日1日を飲まなければよいの
だという事を思い出させるために使
われる。1ケ月いや1週間でさえも、
アルコール無しでは無理だと、彼ら
には思える。しかし、成功の鍵は、
今日1日、一杯に対してノーという
力を求めて神に頼る事なのだ。
「一度に1日」生きるという事は、聖
書全体に織り込まれている。神は
イスラエルに毎日、マナを与えた。
天の父なる神のあわれみは日毎に
新しい。イエスは弟子達に「日毎の
糧」を求め、明日の心配をしないよ
うにと教えられた。命と平安の鍵だ。
大変な状況に出会う時、絶望へと
押しやられる。最後までやり通せ
ないと思う。しかし主は「日々、重
荷を担われる」日毎の力、日毎の
糧、日毎の光、耐えられないように
延々と続く道のりを行く時、神は私
達に言われる。一度に1日、神に頼
って進むことを。