2005年06月22日(水)

「偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい」(マタイ7:5)

私達は誰しも、自分の欠点は気づかないが、
人の事はよく見える。人の小さな欠点をも
指摘する事が出来る。しかし、自分の大き
な欠点はわからない。私達は皆、人に厳しく
自分には極めて甘い。あらゆるトラブルはす
べて相手が悪い事になる。自分の目には大
きな梁があるから、見えないわけで、その梁
を取り除けよと言われている。もし梁があれ
ばでなく梁があると。姦淫の女に石を投げよ
うとした人々に、主はまず罪の無い者が投げ
よと言われた。人の欠点を指摘する前に、
自分の罪を悔い改める必要がある。高ぶりや
妬み、虚栄、偽り、自己中心は無いか。まず
自分自身を砕き、へりくだる人を、神は人の
ちりを取り除く為に用いられる。自分自身を
御霊によく探って頂き、梁を除いて貰おう。
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自分の目に大きな材木があるのに、相手の極
小のちりを取ろうなどと滑稽だ。出来ない。梁
のあるさばきの目では、歪んでしか見えない。目は
ちょっとの異物でもすぐ閉じる。敏感だ。梁を除い
た愛の目で相手の欠けを見る時初めて、正し
く見えて御霊が用いて下さる。