2008年03月23日(日)

「すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです・・神に、栄光がとこしえにありますように」ローマ11:36


立てたプランや予定が、思い通りにな
らなくて、イライラして怒りが湧いた
り、又、失望落胆して落ち込んだりし
た経験があるだろう。目の前に障害や
妨害が出てくるのだ。綿密に計画を立
て、様々な事を想定し、段取りし、
着々と準備を進めて行く。すると目の
前に不測の事態が生じて、プランを断
念せねばならなくなる。情熱とエネル
ギーを注いだ分、もうがっくりする。
そして、やる気が失せてしまう。これ
は「自分が」「自分が」と、余りにも
自分が出て、プランと自分が一体とな
ってしまって、「自分の」計画、「自
分の」所有になってしまう。思い入れ
が強く、うまく行かなかった場合に、
ひどい落胆となる。「自分が」「自分
の」でなく、「神は」「神の」と主語
を変えよう。「自分が」神のために
何をするかでなく、「神は」私の人生
に何を求めておられるのか。視点の変
換だ。「自分が」神のために、となる
と必ず行き詰まる。祈り一つにしても、
願いの祈りしかない。神への願いばか
りだ。ところが「神は」私に何を?と
なると、神のみ思いを知らなくてはな
らない。神の御声を聞くことからしか、
始まらない。「初めに神」だ。神から
発したものだけが神に至る。人から発
したものが神に至る事はない。まず、
「神が私に何を求めておられるのか」
から始めよう。
・・・・・・・・・・・
「神のために」だが、「自分が」「自
分が」になってしまう。いつしか自分
が前に出てしまっているが、神のため
にと思っているだけに、気づかない。
自分を横に置いて、「神は私に」と祈
ってみよう。