2008年06月22日(日)

「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい」創世16:9 

            

アブラハムとサラに、約束の子供がなかなか
与えられないので、サラの提案により、女奴
隷ハガルにより子供を得ようとした。しかし、
ハガルがみごもると、女主人であるサラを見
下すようになった。すると、サラはハガルを
いじめたので、辛さに耐えかねてハガルは逃
亡した。その時、主の使いが荒野で彼女を見
つけ、彼女に語った言葉だ。女主人のもとへ
帰り、身を低くせよと。困難、問題があるか
らと逃げていては何にもならない。常に逃げ
回っている人々もいる。しかし、信仰者は困
難、問題を受け入れ、受け止め、その中で神
に身を委ね、神に希望を置いて、忍耐するこ
とだ。ある人は、人に好かれたい、嫌われな
くない一心で、良い子に振る舞って生きて来
た。常に人の顔色を見て、結局、自分を生き
てはおらず、人に支配されて、苦しいしんど
い日々だった。そこから解放するために、神
は取り扱われた。ある事態が起こり、多くの
人々の批判、非難、攻撃を受ける事を許され
た。厳しい苦しく辛い試練であったが、その
中でただ身を低くし、自らを神の手に委ねた。
神は砕き練り造り変えられた。自分も変えら
れたと感じ、人からも変わったと言われた。
自由にされて、あるがまま素直に生きられる
ようになり、楽にされ、人生が変わった。あ
なたも今、取り扱いの中にいるか。身を低く
して受け入れる事だ。火の中、水の中を通り、
豊かな所へ連れ出して下さる。
・・・・・・・・・
問題から逃げても何の解決もない。逃げてい
ると次に同じ問題が来るなら、自分は何も変
わっていないので、同じ失敗をずっと繰り返
して行く。問題に向き合うなら、主は解決の
糸口を与え、乗り越えさせ成長させて下さる。