2025年09月08日(月)

「悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:27




私たちの格闘は人間に対するものでなく、悪魔に対するものだが、
まず悪魔に「機会を与えるな」と言われている。機会を与えるのは、
自分自身だ。悪魔は私たちの「心」の内に、足場を得ようと常に狙
っている。カインは献げ物が受け入れられなかった「怒り」で、悪
魔に足場を与えた。

カインが間違っていたので、悔い改めて、罪を治めるべきであった。
が、カインはそうせず、献げ物が受け入れられなかった、矛先をア
ベルに向けて、殺害してしまった。サウル王は、ダビデへの「妬み」
で悪魔に足場を与えた。妬みを悔い改め、主に拠り頼み、捨てる事
をせず、悪魔に機会を与え続けた。

ダビデは「高慢」の罪により、人口調査をした。勝利に次ぐ勝利に、
高慢になり、人口調査で自らの力を誇ろうとした。部下ヨアブが、
神への反逆だと止めるが、聞かなかった。その結果、主の怒りを招
き、自分のゆえに、民に災いをもたらした。悪魔は、主を愛し、主
に忠実であったダビデをも巧妙に誘い、姦淫と殺人の罪に誘い込ん
だ。

私たちは自分の心を、見張る必要がある。又、悪魔は狡猾に「疑い」
を起こす。「これでも神は愛?」「本当に守ってくれる?」「必要は
与えられるのか?」。足元がぐらつく。対人関係に「疑い」を起こ
し、
疑心暗鬼にし、相手への不信感を植え付ける。悪魔の攻撃だ。

赦さない心は、悪魔に絶えず足場を与える。今、悪魔の攻撃に会って
いないか。足場を取られていないか。心をしっかり見張ろう。悪魔の
策略に気づけるよう祈っていよう。御霊の気づきを与えて下さる。
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様々な罪を自覚する時、主に顔を向けて祈りたい。自分で治めるのは
難しく、悪魔は私たちの弱さを知り尽くしている。心を見張り、気づ
きと助けを主に祈っていよう。