2001年11月20日(火)

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」(Uテモテ3:2)


 ある女性の母親に、痴呆がやって来た
坂を転がるように進み、早かった。ほん
のついこの間まで、しっかりした気丈な
何でも自分でする母親だった。
彼女は若い頃に家を出ていて、彼女の両
親は遠くに住んでいた。
彼女の両親は旅行を繰り返しており、た
まに帰ってもゆっくりした時間など無か
った。福音や聖書、神の愛をきちんと話
す時が無かった。しかし、彼女はわかっ
ていた。彼女の心のうちの真の思いは、
両親に話しても拒否されるのではないか、
否定的に反応されるのではないかという
恐れだった。恐れのためその行動を控え
てしまったのだった。しかし、今、母親
は彼女が誰かさえわからない。
あらゆる機会を捕らえ、福音を語る事の
必要性を真に教えられた。遅すぎると言
う事の無い前に。誰かがあなたに福音を
語ってくれたから、あなたは救われた。
救われたことを後悔しているか。
この良き知らせを次ぎに語るチャンスを
与えられた人に決してその機会を逃すな。